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2005年9月 2日 (金)

小泉政権の真の問題点

 今回の総選挙は、衆議院解散に至る経緯から、巷では郵政選挙と見なされているようだ。
 しかしながら、小泉政権の問題点はむしろ、日本に住む一人一人の人間を、生かそうとしていないことだ。

 最初に、郵政が他の問題の隠れ蓑となっていることが問題だ。
 年金の破綻や増税、今年度末には770兆円にのぼる国債という名の借金、失業率やホームレス、自殺などの増加、イラク戦争の是非や治安の方が、より重大で切実な問題ではないか。

 イラク派兵や憲法九条廃止などは、大和魂を唱えながら日本文化を粗末にし、国民の生命や財産を浪費した、あの暗黒時代への逆行といえる。

 次に、食料事情にしても、小泉政権は旧来の減反政策が招いた、25%前後という低い食料自給率を放置している。
 異常気象などを考えれば、自給率100%は必須であり、このままでは今後世界の食料事情が悪化した場合、日本が食料難に陥る危険性は高い。

 また、農畜産業の再生には、地方の活性化も必要だが、小泉政権の政策はむしろ、人口の都市集中化と、中央集権化を前提としている。
 例えば郵政民営化も、地方郵便局の閉鎖など、地方生活者の切り捨てが懸念される。

 また郵貯解体は、ブッシュ政権やハゲタカ外資の意向によるものであり、その資産が徒に海外へ流出し、日本経済の破綻を招く危険性も高い。
 その上年金改革も官主導のまま失敗したことから、郵貯解体が高齢者、特に地方に住む高齢者の生活を破綻させる、姥捨て政策につながる恐れがある。

 国民が本当に安心し、充実して生きていけるような社会を作っていない政府が、財政危機や少子高齢化を憂慮するのは、むしろ滑稽ですらある。
 それは雨漏りを嘆きながら天井に穴を開けるような、分裂症の行動だといえる。

 我々には今、日本に住む一人一人の人間を、真に生かす政治が必要だ。
 それは少なくとも小泉政権ではない。

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コメント

今回の突然の衆議院選挙は郵政民営化の賛否を問う選挙?--絶対そんなに軽いものじゃない。衆議院選挙といえば国政選挙ですよね.この先日本の方向を決める人の大事な選挙です.郵政以外に早急にまとめなければいけない課題がたくさん有ります【社会保障. 少子化.経済.イラク問題等々】もしこの選挙で公明党.自民党が過半数を大幅に上回る事になったら<公約を守らないくらい大した事ない>と堂々言っている人だから何をするかわかりません。国民の信任を得たといってサラリ-マン増税.年金給付の縮小.憲法九条の国民を無視した改正等々マニフェスト等判断し今回は民主党に頑張ってほしいし、与党、野党が半々になることを神に祈っている。       追記--今回与党の出した郵政民営化はまだ欠陥も有りもう少し議論し1年~1年半後に国会で可決する方がよいのでは

投稿: 岡井俊高 | 2005年9月 2日 (金) 23時15分

岡井様、

コメントありがとうございます。
私も今回の選挙は、郵政などでごまかしてはいけない、
多くの問題について考える、いい機会だと思っております。
与野党逆転、民主党政権、さらには社民党や共産党の復活、
といったことにまで期待しております。

投稿: 滋夢童@管理人 | 2005年9月 3日 (土) 12時55分

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