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2005年12月17日 (土)

Delightの意味

 私がこのブログを「DelightChannel」と名付けたのは、人間の真の喜びや幸福とは何か、考える場にしたかったからだ。
 では、本当の喜びとは何か?
 私は、全ての人間が真に生きられる世界が実現することだと信じている。

 あるチャネラーの女性が、私には「一回子供に戻ってから、大人になってゆく経験が必要」だと言っていた。
 では本当の子供そして大人とは何だろう。
 そしてそこに本当の喜びにつながる何かがあるのだろうか。

 かつてフロイトは、人間の成長を三段階の性欲、リビドーで説明した。
 それらは口唇ナルチシズム、肛門サディズム、そして性器リビドーだ。

 ニーチェ曰く、「人間の性欲の程度と性格は、その精神の高みにまで及ぶ」。
 事実、社会情勢の大半は、為政者のリビドーで動いている。
 特にリビドーの中でも、人がサディズムを連鎖させることが、社会通念や宗教原理に取って代わることが多いのではないか。
 私はこれを「サディズム本位制」と呼んでる。

 サディズムとは、欲求不満や屈辱感を、他者を攻撃したり、貶めたりすることで晴らそうとする、攻撃衝動だ。
 そして弱者を見下すことに根ざした社会構造や、差別や偏見、いじめの根本原理と言える。

 人が差別や、「負け組」が貶められることを、「それが世間というものだ」と言うとき、それを笑っている自分の罪悪感から、目を背けてはいないだろうか。
 弱者が不利益を一方的に背負わされるのを見て、事態が解決したように錯覚してしまったとき、人はその「世間」の闇に落ちていないのだろうか。

 サディズムは真の喜びからほど遠い。
 たとえ一時的な気晴らしや、相手に対する優越感を覚えたところで、それは真の喜びへの道にならない。
 たとえばアメリカも、同時多発テロで陥った不安感をイラクにぶつけたところで、何も得るものはなかった。
 イスラエルも、ヨーロッパのユダヤ人差別の恐怖を、イスラム教徒にぶつけることが、何の救いにもならなかった。

 心理学の調査によれば、人が最も深く喜びを感じるときは、人を癒したときだという。
 では癒しとリビドーには関係があるのか。

 幼児期である口唇ナルチシズムにおいて、自分の生命と幸福は、絶対の価値だ。
 それに対し、性器リビドーと呼ばれる思春期以降、人は相手との関係を模索し、自らの生命や幸福のみならず、相手のそれらをも重んずることを学ぶ。
 その意味では肛門サディズムは、口唇ナルチシズムが破綻したことによる屈辱感を、攻撃衝動で晴らそうとしている状態といえる。

 そして人が最も深く癒されるのは、自らの生命や幸福の価値の疑いようのなさを、他者と共感できた瞬間ではないか。
 そして癒す側も、それを体感することで癒される。

 釈尊曰く「天上天下唯我独尊」とは、自らの命のかけがえのなさを知るとき、人は他者の命の大切さも知ること。
 先述したチャネラー風に言えば、自らの生命や幸福を疑わない、口唇リビドーの子供に立ち返り、再び他者の生命や幸福を尊重する、性器リビドーの大人になることが、私たちの急務なのではないか。

 また、『ヨハネ黙示録』3章15節から16節曰く、
「熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている」
 もしこの熱さや冷たさが、善悪だとするならば、神は極端な善人と悪人を好み、そのいずれにもなり切れない普通の人を憎むという、おかしな解釈になる。
 しかし、もしこれが子供や大人だとすれば、「なまぬるい」とは、社会的アダルト・チルドレン症候群、「サディズム本位制」への警鐘と読める。

 私たちは今、生きにくさを作り出して押し付け合い、「負け組」を作って優越感に浸ることで、抑圧している不安や屈辱をごまかすといった、社会のあり方を改めなければならない。
 私たちも含めた世界全体が、自らの幸福を疑わない子供に返り、他者の幸福を尊重する大人にもう一度ならない限り、「サディズム本位制」がもたらしてきた数々の弊害から立ち直ることはできない。

 あらゆる宗教は、「サディズム本位制」から人々を救済しようという、志から生まれたのではなかったか。
 皆が生命や幸福の価値を、本当の意味で噛み締めたとき、あらゆる人が癒され、世界は誰にとっても住み良い所となるのではないか。

 それが私たちが真の意味で生きるために必須のことだ。

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