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2005年12月

2005年12月28日 (水)

耐震偽造問題に寄せて

 耐震偽造問題に対する政府、警察、そしてマスコミの対応の甘さが指摘されている。
 この件の問題点を挙げてみたい。

1. 被害者救済
 耐震偽造物件の購入者は、組織的詐欺の被害者だ。
 一連の事件は、不完全な物件を売りつけようと企んだ、組織的詐欺。
 そのトップたちが責任を取り、財産を被害者救済の基金設立に当てるのが妥当。
 最初に加害者グループのトップの財産を差し押さえるべき。
 それによって加害者グループ企業が倒産したとしても、被害者救済を第一義とする上ではやむを得ない。
 その上で、その財産を運営し、被害者に生活費や慰謝料などを公平に分配する基金を設立。

 現在の日本には、トップの命令は絶対だが、不正が発覚した場合、責任を徹底追求することを不公正とみなす風潮がある。

 日本古来のシステムでは、トップは下の言うことを良く聞くことが美徳とされていた。
 故にトップの責任追及がそれほど強くない風土が成り立っていた。
 一方、アメリカのシステムでは、トップは権限と責任において絶対的である。
 つまり部下への命令も絶対なら、今回のような事態においては、自身が全責任を負い、財産没収などの厳罰をも覚悟することとなる。
 つまり、トップの権限を絶対としながら、責任追及を潔しとしない風潮は、トップの側から見れば「おいしい所取り」でしかない。

2. 物件調査
 現在、耐震偽造物件の一部の取り壊しが始まっているが、その一部は設計のみならず、建築過程でも手抜きが多く、解体そのものが危険だといわれている。
 しかし、このような物件を解体するということは、企業や政治官僚を巻き込んだ、巨大腐敗の証拠を、つぶさに検証するチャンスでもある。
 解体作業すら危険という手抜き・構造的欠陥は、組織ぐるみの詐欺犯罪でしか、建設し得ない。
 鉄筋量やコンクリートの質など、多くのものを徹底的に検証するチャンス。
 単に解体だけして、その貴重な証拠をゴミ箱行きにしてはならない。
 被害者救済のためにも、精査し、その責任をトップに追求するべき。

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2005年12月17日 (土)

Delightの意味

 私がこのブログを「DelightChannel」と名付けたのは、人間の真の喜びや幸福とは何か、考える場にしたかったからだ。
 では、本当の喜びとは何か?
 私は、全ての人間が真に生きられる世界が実現することだと信じている。

 あるチャネラーの女性が、私には「一回子供に戻ってから、大人になってゆく経験が必要」だと言っていた。
 では本当の子供そして大人とは何だろう。
 そしてそこに本当の喜びにつながる何かがあるのだろうか。

 かつてフロイトは、人間の成長を三段階の性欲、リビドーで説明した。
 それらは口唇ナルチシズム、肛門サディズム、そして性器リビドーだ。

 ニーチェ曰く、「人間の性欲の程度と性格は、その精神の高みにまで及ぶ」。
 事実、社会情勢の大半は、為政者のリビドーで動いている。
 特にリビドーの中でも、人がサディズムを連鎖させることが、社会通念や宗教原理に取って代わることが多いのではないか。
 私はこれを「サディズム本位制」と呼んでる。

 サディズムとは、欲求不満や屈辱感を、他者を攻撃したり、貶めたりすることで晴らそうとする、攻撃衝動だ。
 そして弱者を見下すことに根ざした社会構造や、差別や偏見、いじめの根本原理と言える。

 人が差別や、「負け組」が貶められることを、「それが世間というものだ」と言うとき、それを笑っている自分の罪悪感から、目を背けてはいないだろうか。
 弱者が不利益を一方的に背負わされるのを見て、事態が解決したように錯覚してしまったとき、人はその「世間」の闇に落ちていないのだろうか。

 サディズムは真の喜びからほど遠い。
 たとえ一時的な気晴らしや、相手に対する優越感を覚えたところで、それは真の喜びへの道にならない。
 たとえばアメリカも、同時多発テロで陥った不安感をイラクにぶつけたところで、何も得るものはなかった。
 イスラエルも、ヨーロッパのユダヤ人差別の恐怖を、イスラム教徒にぶつけることが、何の救いにもならなかった。

 心理学の調査によれば、人が最も深く喜びを感じるときは、人を癒したときだという。
 では癒しとリビドーには関係があるのか。

 幼児期である口唇ナルチシズムにおいて、自分の生命と幸福は、絶対の価値だ。
 それに対し、性器リビドーと呼ばれる思春期以降、人は相手との関係を模索し、自らの生命や幸福のみならず、相手のそれらをも重んずることを学ぶ。
 その意味では肛門サディズムは、口唇ナルチシズムが破綻したことによる屈辱感を、攻撃衝動で晴らそうとしている状態といえる。

 そして人が最も深く癒されるのは、自らの生命や幸福の価値の疑いようのなさを、他者と共感できた瞬間ではないか。
 そして癒す側も、それを体感することで癒される。

 釈尊曰く「天上天下唯我独尊」とは、自らの命のかけがえのなさを知るとき、人は他者の命の大切さも知ること。
 先述したチャネラー風に言えば、自らの生命や幸福を疑わない、口唇リビドーの子供に立ち返り、再び他者の生命や幸福を尊重する、性器リビドーの大人になることが、私たちの急務なのではないか。

 また、『ヨハネ黙示録』3章15節から16節曰く、
「熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている」
 もしこの熱さや冷たさが、善悪だとするならば、神は極端な善人と悪人を好み、そのいずれにもなり切れない普通の人を憎むという、おかしな解釈になる。
 しかし、もしこれが子供や大人だとすれば、「なまぬるい」とは、社会的アダルト・チルドレン症候群、「サディズム本位制」への警鐘と読める。

 私たちは今、生きにくさを作り出して押し付け合い、「負け組」を作って優越感に浸ることで、抑圧している不安や屈辱をごまかすといった、社会のあり方を改めなければならない。
 私たちも含めた世界全体が、自らの幸福を疑わない子供に返り、他者の幸福を尊重する大人にもう一度ならない限り、「サディズム本位制」がもたらしてきた数々の弊害から立ち直ることはできない。

 あらゆる宗教は、「サディズム本位制」から人々を救済しようという、志から生まれたのではなかったか。
 皆が生命や幸福の価値を、本当の意味で噛み締めたとき、あらゆる人が癒され、世界は誰にとっても住み良い所となるのではないか。

 それが私たちが真の意味で生きるために必須のことだ。

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2005年12月16日 (金)

戦艦大和と官僚・政治の腐敗

 戦後六十年という節目に当り、小泉政権が圧勝し、格差拡大が懸念されている。
 続いて建築界の不正疑惑が発覚したが、この件では当事者のみならず、そこに癒着してきた政治や官僚もまた、処罰されるのが本筋だ。

 その一方で、「戦艦大和」がにわかに注目されている。
 しかしながらこのブームは、岸田秀教授曰く、「日本が明治維新以来抱えてきた分裂症」の一端といえる。
 つまり国粋主義の美化や軽薄な政権人気と、堕落を容認する無気力な気風は、この分裂症の二つの側面だ。

 太平洋戦争といえば、日本が若者に戦死を奨励し、大衆の窮乏と空襲による苦しみを、「欲しがりません勝つまでは」のスローガンで黙殺した時代だ。
 そして日本の一時的勝利になった真珠湾攻撃によって、大鑑巨砲主義が終わりを告げた時代でもあった。
 つまり大和は、建造されたその時点で、既に旧世紀の遺物と化していたのだ。

 そして当時の日本軍の戦術は、まるで負けたがっていたとしか思えないほど、硬直したものだった。
 それはすべて、大和に代表される物量作戦をはじめ、アメリカが最も得意とするものだった。
 例えばアメリカがレーダーを開発し、夜戦が不利になったのにも関わらず、執拗に夜戦を挑み続けた。
 そして何よりも、物量作戦はアメリカの十八番だ。
 それを資源の乏しい日本が、「日本人なら贅沢はできないはずだ」、「欲しがりません勝つまでは」と言い、くず鉄まで再利用しながら、特攻などの人命と資源の浪費戦術に終始し続けた。

 ベトナムやイラクといった国々のゲリラが、アメリカに善戦してきたのは、アメリカの圧倒的な物量や技術と、まともに戦わなかったからだ。
 ベトコンは、戦車やヘリを大量に差し向けるアメリカに対し、これらが動きにくいジャングルでのゲリラ戦を挑んだ。

 また、日本は外交面でも負けていた。
 日本のアジア侵略により、中国やソ連は、原爆や東京大空襲をはじめとする大量虐殺に、積極的に反対する理由を失っていた。
 そのためアメリカは、全ての日本人を的にしてよいという状況下で、その物量と技術の限りを尽くした。
 一方ベトナムでは、南ベトナムを共産主義ゲリラから守るという名目から、敵味方入り交じる戦場での戦いとなった。
 また、中国やソ連が、アメリカのベトナム進軍に露骨に不快感を示していた。
 結果、大量破壊兵器の使用は難しかった。

 話を戻せば、大和は明らかに間違った兵器だった。
 そして大和の戦死者は、総勢三千三百人以上と言われるが、その数は世界貿易センタービルのテロ犠牲者数にほぼ等しい。
 大和を美化することは、これだけの犠牲者を死に追いやったことに対する正当化になりはしないだろうか。

 そして日本は戦争に破れた。その瞬間、鬼畜米英は豊かさと自由の国アメリカと、紳士の国イギリスとなった。
 そして日本人は、それまで敵と呼んできた者たちに媚を売り、「欲しがりません勝つまでは」と言ってきたにも関わらず、経済的繁栄を目指した。

 岸田教授曰く、このとき日本の中には、戦争でアメリカに勝てなかった敵を、経済で勝つことで取ろうという暗黙の了解があった。
 そのため、政治や官僚の腐敗や、公害などの弊害が、必要悪として見て見ぬ振りされてきたといえる。

 そして現在、国民を二極分化させ、弱者を生かさないことが明白な政権が、国民の指示によって承認された。
 そして建築業界の腐敗として再び明らかになった、政官民の癒着が、長期にわたり放置されてきたことも判明した。
 こうした堕落の中で、国民の多くが経済的逼迫と社会不安に置かれながら、これらを黙認しようという無気力な気運を抱いているのは、潜在的な罪悪感があるからではないか。

 かつて「欲しがりません勝つまでは」と言ったにも関わらず、「負けたくせに欲しがった」結果、今日の経済発展を遂げたことに対して、罪悪感を抱いているのではないか。

 つまり日本人は無意識のうちに、堕落や弱者の犠牲を放置することを、その罪悪感の贖罪にすり替えようとしていないか。
 日本のビジネスマンや役人による、アジアでの買春といった破廉恥な行動や、今日の政官民癒着の容認がある一方で、大和や特攻隊が賛美される。
 こうした状況があるのは、日本が今なお分裂症であり、そして官僚や一部の肥大化した組織は、先述した罪悪感につけ込む形で、私腹を肥やしてきたのではないだろうか。

 無論、日本が戦後復興を遂げ、経済的発展を遂げたことは、その恩恵を一度ならず受けてきた私たちが否定するべきものではない。
 しかしながら、なぜあのときアジア諸国に惨禍をもたらし、「欲しがりません勝つまでは」などと言いながら、アメリカと馬鹿げた戦いをしてしまったのかについて、考える必要はある。

 そのとき日本は病んでいたのだ。

 このことを認めることで、私たちは先述した罪悪感から解放され、そして国民を生かさない政権や、腐敗した体質に、心底怒ることができるのかもしれない。
 そしてそれが日本が、戦争の歴史を反省し、新しい歴史を刻み、そして国民を真に生かす政治を樹立してゆく道になるだろう。

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