靖国参拝と皇室蔑視4
小泉政策は愚民政策である。
日本人がいつも自信がなく、オドオドしていて、諸外国から馬鹿にされる国民であっていいと、本気で思っている。
理由は、先の郵政選挙のように、極度に単純化した図式に踊らされる国民の方が、簡単に統治できるからである。
だからこそ、日本が幕末にアメリカの強引な開国によってかけれられた分裂症から、未だに立ち直れなくてもいいと、本気で思えるのである。
また「負け組、勝ち組」という単純化した図式が、政府から露骨に打ち出される中、小泉政権が「負け組」から支持されるという、皮肉な現象が起きた。
これは小泉政権が、力弱い庶民の自己嫌悪につけ込んで、あたかも小泉政権だけがその自己嫌悪を浄化できるかのように思い込ませたからだ。
これは新興宗教や「監禁事件」で発生するマインド・コントロールと、何ら変わらない。
自己満足のために国民の生命や財産を利用している、という点について言えば、小泉首相もA級戦犯も同罪だ。
同じ穴のムジナだからこそ、祀られていないと落ち着かないのだろう。
何より、私たちは本当に、A級戦犯を尊敬しなければならないのだろうか。
リーダーの最も重要な資質は、周囲が思考停止に陥ったときにも、自分は常に仲間を生かすために最善の思考を巡らせることではないのか。
A級戦犯が、「欲しがりません勝つまでは」「お国のために死んで来い」などのキャッチフレーズに大和魂を妄想した時、彼らそして日本全体は、アメリカとの絶望的な戦争で思考停止に陥っていた。
日本の指導者はその時点で、リーダーとしての役割を放棄していた。
A級戦犯は、アメリカに勝つ、または最小限の被害で戦い抜く、または戦争という最後最悪の事態を避け、アメリカとの外交戦略を戦い抜く、ことに破れた。
また、靖国典範によれば、靖国に祀られるべき人々は、戦地で戦死した人々である。彼ら自身、英霊となることを望んではいなかった。
かつて日本が、彼らを担ぎだして愚かな方向に走ったのだと言う事実を厳粛に受け止めることこそが、彼らを含めた全ての戦没者への、最大の供養だ。
日本は是非、人を生かすための「創意の大国」としての自信を取り戻すべきだ。
そのためには、靖国神社のA級戦犯合祀は有害なだけだ。
小泉首相の参拝は何としても阻止したいところだ。
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