« 2007年のご挨拶 | トップページ | 定期更新化のお知らせ »

2007年1月 4日 (木)

サダム・フセイン処刑に寄せて

 昨年12月30日未明、イラクの独裁者とされたサダム・フセインが処刑された。

 それまで弾圧に苦しんでいたイラク国内のシーア派イスラム教徒やクルド人、キリスト教徒、共産主義者たちは喜んでいるようだが、スンニ派との内戦状態を懸念する声もあり、これがイラク情勢の沈静化につながる行為とは思えない。

 そしてイラクの現マラキ政権もまた、これを機に親米の度合いを深めるとは思えず、むしろこれが反米へと転じてゆくきっかけとなる可能性が高い。

 その根拠は、彼らがフセインを処刑した本当の罪状が、
 「アメリカによる虐殺からイラクを守ることに失敗した」
ことだからである。

 幾多の大量殺戮の容疑を賭けられた元独裁者を、最初の一件だけでそそくさと処刑するのは、変に気ぜわしい。
 そしてそれらの虐殺にはアメリカの後押しがあり、フセインはその口封じの為に、取り急ぎ処刑されたという説は根強い。

 その一方で、今回執行人たちが口にしたフセインの罪とは、「イラクを滅茶滅茶にした」ことであった。

 しかしながら、フセインはむしろ教育や国内の整備に尽力したと言われ、イラクを本当に破壊したのはアメリカである。

 また、この発言が処刑の容疑となった虐殺を指しているとすれば、その他の嫌疑も含めた裁判を行い、その上で処刑しなければ、犠牲者たちへの本当の追悼にはつながらないだろう。

 日本が明治維新そして倒幕へと至った原動力の一つは、黒船によって強引に「股(港)を開かさせられた」という国難から国を守れなかった幕府を退けることへの欲求であった。
 それ以来日本は、軍事力では勝てないアメリカに表向きへつらいながら、こそこそと反米の意思を語り継ぎ、その裏表の使い分けから来る屈辱感をアジア諸国にぶつけるという、みっともない近代史を重ねてきた。
 そしてその傾向は今なお、以前の投稿にもあるように、靖国神社「遊就館」の資料に残されている。
 そして一部の評論家が、自衛隊の国軍昇格について、「軍隊に昇格させたら、アメリカに反旗を翻す」と唱えているのも、そのこそこそした反米感情が、未だにくすぶっていることの証だと言える。

 今回のフセイン処刑もまた、アメリカによる国難からイラクを守れなかったフセインとスンニ派を、シーア派が排斥する意味合いが強く、イラクが今後当時の日本のような状態を強いられてゆく予兆にもなりかねない。
 故にマラキ政権もまた、やがては反米独裁国家へと転じてゆかざるを得ないだろう。
 参戦という愚挙を犯した日本人もまた、そのことの重みを受け止めざるを得ないのではないか。

★★★「自分を変えたい」あなたへ★★★

【退行催眠 感想】
 「みなさんも一度体験してみてはいかがでしょうか。」
 「やっと自分のやりたいことに向き合えます。」
 「また近いうちにお願いします。」
 「結婚出来るかもしれないと、希望が湧きました。」
 「おかげで気持ちをリフレッシュでき、新たな気持ちで向き合えます。」
 「ようやく自分の中で腑に落ちました。」
 「自分で前世は見えないと思っていたけど、ふっと目の前に現れて、驚きました。」
 「本当は家族を持ちたい願望があったことに気付いた。」
 「今後、何かの時にフイに気づきとして、教えのメッセージとして入ると思います。とても興味深かったです。」

退行催眠と多角的ラポールによる「ハーモニック・ヒプノ」
東京都内および近郊にて、ご提供致します

詳細、ご予約、お得な情報、無料メルマガ「立宮知佳のDelight通信」ご購読は、立宮知佳のサイト

または携帯版

|

« 2007年のご挨拶 | トップページ | 定期更新化のお知らせ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105191/13329110

この記事へのトラックバック一覧です: サダム・フセイン処刑に寄せて:

« 2007年のご挨拶 | トップページ | 定期更新化のお知らせ »