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2007年3月

2007年3月29日 (木)

能登半島沖地震に寄せて

 能登半島沖地震で被災した皆さんに、心からお悔やみ申し上げます。
 一刻も早い復興をお祈りしております。

★★★「自分を変えたい」あなたへ★★★

【退行催眠 感想】
 「みなさんも一度体験してみてはいかがでしょうか。」
 「やっと自分のやりたいことに向き合えます。」
 「また近いうちにお願いします。」
 「結婚出来るかもしれないと、希望が湧きました。」
 「おかげで気持ちをリフレッシュでき、新たな気持ちで向き合えます。」
 「ようやく自分の中で腑に落ちました。」
 「自分で前世は見えないと思っていたけど、ふっと目の前に現れて、驚きました。」
 「本当は家族を持ちたい願望があったことに気付いた。」
 「今後、何かの時にフイに気づきとして、教えのメッセージとして入ると思います。とても興味深かったです。」

退行催眠と多角的ラポールによる「ハーモニック・ヒプノ」
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2007年3月26日 (月)

神々の系譜1

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2007年3月22日 (木)

日本は人道主義を世界に発信できる国

 アメリカ型物質主義、覇権主義は現在、教育システムの破綻やイラク戦争の敗北などを警鐘として、退潮しようとしているのは明らかだ。
 代わって様々な意見が今後、国際情勢の中で入り乱れてゆくことになる。
 日本はここで、技術水準の高さとともに、人道主義を発信できる国としての立場を確立するチャンスを得るだろう。

 また、北朝鮮との交渉にしても、金政権以前には一人一人の人間に対し、大変申し訳ないことをしてしまったという事実を認めざるを得ない。
 しかし、それ以降の北朝鮮の国情はむしろ、金政権の責任である。
 よって、金政権の北朝鮮に国家賠償を行う責任はないが、一人一人の人間を救う為の人道支援を惜しまない、というスタンスを保つのが望ましい。

 そして日本は、いじめなどの人間の問題を解決できる国として、世界のロールモデルになることも可能だ。
 特に日本の多神教的文化は、唯一の価値観だけを妄信しない文化として、世界の新しい価値観として期待されている。
 故に「郵政民営化」のようなワンフレーズに流される、原理主義的な気運は望ましくない。

★★★「自分を変えたい」あなたへ★★★

【退行催眠 感想】
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2007年3月21日 (水)

江原啓之&嵐

 こちらにトラバやコメントをお寄せ頂いている、皆様のブログおよびテレビ雑誌などの情報から、以前お話しした江原啓之氏の特番が、以下のものと判明致しました。

 江原啓之&嵐 18:30〜 フジテレビ系列で放送

 またこの番組で、皆さんから江原氏にFAXでご相談も可能とのこと。
 私も楽しみにしております。

★★★「自分を変えたい」あなたへ★★★

【退行催眠 感想】
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2007年3月17日 (土)

本物のスピリチュアルとは

 はじめに、当ブログにトラバをお寄せ頂いた方に差し上げたコメントの中で、「3月31日にオーラの泉の特番がある」と表現致しましたが、正確には、3月31日午後6時30分よりいずれかのキー局でで放送される江原氏の特番でした。
 この場を借りてお詫び致します。
 また、詳細が判明し次第、追ってお知らせ致します。

 スピリチュアルなどと言う場合、よく「本物か偽者か」が論じられるが、それについては私はこう考える。
 本物とは、その人が言ったことを自分の人生に照らし合わせて、よく考えれば考えるほど、納得いく人のことである。
 強迫観念につけ込む等して思考停止に陥らせ、自分への妄信を求める者は、すべからく偽物である。
 そして本物は、自分が客観視されることを恐れず、むしろ自分が言った言葉を人が客観的に評価し、自らより深く考えてゆくことを、むしろ促す。
 そしてその意味では、一神教的な原理主義は本物ではない。

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2007年3月16日 (金)

江原啓之氏と堀江貴文被告

 近年話題になっている人物のうち、今回は裁判で有罪判決を受けた 堀江貴文 被告と、テレビ番組『オーラの泉』のパーソナリティとしても知られる 江原啓之 氏を取り上げたい。
 江原氏は、最近頂いたトラバでも扱われているので、今頃が取り上げる最高の機会かもしれない。
 そもそも両者を同じ文章の中で取り上げること自体、非常に稀なことかもしれないが、二人が本当に日本にもたらしてきたものを考えることは、決して無駄ではないだろう。

 堀江被告がITビジネスでやらかしたことは、麻原彰晃がカルト宗教で幻惑したのと同じ手口である。
 麻原は膝の筋力でジャンプして、自分は空を飛べると豪語したが、堀江被告は自社の資金400億が、7000億まで空を飛べると豪語して、ついでに本当に宇宙に飛ぼうとした。
 株式の常識から言えば、たった400億円の資産規模しかない会社の株が、7000億円につり上がる事自体、不誠実な株主説明の賜物でしかあり得ない。
 また、麻原も自らが落選した選挙前後で、怪しげなメディア戦術を展開し、芸能人や政治家まで利用したとされる。
 そして「ヒルズ族」という新しいカリスマ像を打ち出して、「郵政民営化」原理主義をも利用し、「日本型拝金主義教」におけるカルト教祖になろうとしたのが、堀江被告だ。

 一方、江原氏は人々に慰めや、今後の人生の指針を提供するという主旨が強く、人を騙そうという意図は感じられない。
 彼が提供しているのは、もっぱらスピリチュアルメッセージという癒しであり、ある種のカウンセリングのようなものではないかと思う。

 スピリチュアルという言葉のため、江原氏の方が怪しげに見られやすい。
 しかし、やり口の怪しさでは、経済と言う現実的なものを扱った堀江被告の方が上手だ。
 つまり、時には現実主義の方が、スピリチュアルより怪しくになれることを証明したのが、方や堀江被告であり、江原氏である。
 どちらも見た目が怪しげでないため、こうした比較論が出たことはない。
 しかし今思っても、「訳分からないけど、とにかく支持しておこう」という意味での怪しさは、堀江被告はかなりのものだった。

 二人から学んだこと、それは、スピリチュアルだとか現実的だとかいった言葉に惑わされず、本当の怪しさに気を付けることではないか。
 時として、現実的な利己主義者が、その容姿に反した怪しいカリスマ性を発揮したのだ。
 そしてそれは確実に、政権のリーダーたちまで巻き込んだのであり、この事件では彼らの責任も問われるべきだ。

 最後に、江原氏が今後も、嘘偽り無く人々を癒してゆくことを切に願う。

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2007年3月15日 (木)

悪魔パズズは不動明王だった!?

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2007年3月14日 (水)

制度か人か?

 日本の社会が主体性や創造性を失った原因の一つとして、システムへの過信が挙げられる。
 そして官僚の天下りなどは、現役を退いて尚政治力にしがみつくための制度であり、制度の為の制度である。
 そして現政府の外交方針もまた、官僚や圧力団体への配慮、党利党略などからがんじがらめになり、国民を真に生かす提案を生み出せなくなっている。

 しかしながら、法律や社会体制などはそもそも、人間の生活を円滑にする為に、人間自身が作り上げたものだ。
 もしシステムが人間を生かさないように、機能不全を起こしてしまったのなら、それを変えればいいのだ。
 人間にそれまであった優れたものを創る智慧があったのなら、現状に即したより優れたものを創る智慧もあるはずだ。

 こうした問題は特に、近年の危機管理失敗で指摘される。
 この問題でアメリカ型縦割り社会制度が批判されているが、マニュアルに従って対処したのだから、危機管理に失敗しても責任を問われるべきではない、といった判断がなされることへの批判である。
 つまり現場の判断や、人間の暮らし易さを守るといったことよりも、紙に書かれたものや制度の方が、高い地位を占めているということである。

 SF映画に見られる、人間が機械に支配される恐怖は、人間が自分自身で作り出した制度に支配され踊らされる、その滑稽さへのアンチテーゼである。
 現在の社会は、社会制度や法の為に人が存在させられているかのように、誤解してはいないだろうか?

 聖書の言葉にも「始めに言葉ありき」というが、この言葉は地球の全てが人間にとって理解可能でなければ不安である、という心理を表したものだ。
 全ての人間が社会制度への常識度や世知で計れるということもまた、過ぎた思い込みである。

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2007年3月13日 (火)

個性が世界を強くする1

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2007年3月11日 (日)

同時多発テロで混乱したアメリカの陰陽五行

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2007年3月10日 (土)

ウルトラマンメビウス『メフィラスの遊戯』

 今夕放送の『ウルトラマンメビウス』のエピソード、『メフィラスの遊戯』を見て、胸が痛んだ子供あるいは大人も多かったのではないか?

 この物語ではメフィラス星人がウルトラマンメビウスを倒すため、人々をマインドコントロールしてメビウスを侵略者に仕立て上げ、人々にメビウスを殺させようとする。
 そして人々はメフィラスに「殺せ、殺せ!」と唆され、むしろ猛烈な不快感を覚えながら、メビウスを攻撃する。

 このストーリーの流れを見て、人をいじめた経験のある者は皆、胸がきしむ思いがしたのではないか。
 良心の呵責を抑圧しながら、いじめへの安易な誘いに乗ってしまうことは、いじめの現場ではかなり多いことだ。

 しかしながら、今回のように、「もしかしたら、『面白いからあいつをみんなでやっつけよう』って言ってる奴こそ、本当は凄くヤな奴かも。」という不安に焦点を当てることは、いじめ問題を考える上で不可欠だ。
 そしてマインドコントロールに乗せられてメビウスを苦しめたことを、悔やむ者の姿を率直に描き、「人を傷つけ泣かせても、面白くもおかしくもない」ことをストレートに見せた。

 『ウルトラマンメビウス』には元々、大人が本当に子供たちに観て欲しい若者の姿を見せる部分がある。
 そして今回も、このようなメッセージが込められてる。

 ☆漠然とした不安を見つめ真実に気づくことの素晴らしさ
 ☆人を操ったり騙したり利用したりすることの虚しさ

 今回の放送で、ウルトラマンメビウスとメフィラス星人が、大人に代わって子供たちにそれを見せることとなった。

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陰陽五行と世界史

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2007年3月 9日 (金)

書評:天才たちは学校がきらいだった

天才たちは学校がきらいだった
トマス・G・ウェスト 著/久志本克己 訳
講談社 1994年 ISBN4-06-154208-7

 この研究は、アインシュタインやエジソンなど多くの天才たちが、若い頃は難読症と思われ、成績不振や子供たちの社会になじめない、といったことに苦しんでいたことに基づく。

 現代社会が重視する価値観は、読み書きや算数、けんかや世知といった、わずか数種類の事柄における強弱でしかない。
 それ以外の才能を評価する機会は、上記のようなものを評価する機会と比べて少ない。
 そしてこれらの価値観は、子供たちの世界に於ける政治学でもあり、「いじめ」のターゲットになるのは、往々にしてそのサディズム的価値観に、乗れなかった子供たちでもある。

 ニート や 引きこもり と呼ばれている人たちの多くは、社会が要求するわずか数パターンの脳の使い方になじめずに、疎外感に苦しんでいる。
 裏を返せば、それ以外の多彩な使い方においては、驚くほど知的で感受性豊かな人々でもある。
 中にはアインシュタインのような発見に至る才能を秘めている人や、自分に適したある種の表現で才能を発揮する人もいるだろう。
 また、二千年前の社会であれば、シャーマンとして地域の尊敬を集めていたかもしれない人材が、そうして埋もれている恐れもある。

 彼らに必要なのは、現代社会的な特定の事柄になじめないことに対する詰問ではなく、彼らの秘めた能力や個性を生きる力として分かち合う、社会の底力である。

 近年ではまた、トニー・ブサン氏を中心に、脳を最大限に活用した読書法や、ノートの取り方などが研究されている。
 ブサン氏の研究は、従来の勉強法が脳の特定部位だけを、ある特定の使い方だけで使う方法であり、成績はその優劣のみで決められていたことへの疑問に基づいている。
 脳の形や思考モードが多彩であることに基づけば、脳の可能性を限定するよりはむしろ解放する学習法こそが、健全な勉強である。

 特定の脳の使い方や、特定の所作に不得手であったり、「変わってる」と見なされたという理由だけで、実は優秀な多くの人材が、自分の生かし方を見いだせずに打ちひしがれる時代は、今終わろうとしている。
 特定の事象の得手不得手だけで人を裁く時代の後はきっと、多くの事柄で人々が互いを生かし合い、その力が調停し合い、共存する時代が到来する。

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2007年3月 8日 (木)

ペルセポネの夢2

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2007年3月 7日 (水)

ペルセポネの夢

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2007年3月 1日 (木)

モルモット国家日本

 社会や政治、国際情勢を巡り、今なお囁かれる風説に、「世界陰謀説」がある。
 これは、絶対的な経済力と強烈な団結力を持つ闇の組織が、世界の政治や情勢を操り、金と人心をコントロールしているとする説である。
 これらの説の多くは、ユダヤ資本やフリーメーソンなどを、その黒幕として挙げている。
 その究極の目的は、三大一神教(特にキリスト教)を崩壊に追いやり、世界の人心を破壊・荒廃させることであると言う。
 そしてその影響力は現在、日本の荒廃を執拗に画策しているとする説もある。

 陰謀説の主旨としては現在、一極主義と多極主義が挙げられている。
 一極主義とは、例えばアメリカのような、経済力と軍事力を兼ね備えた一つの国が、他国に影響力を及ぼし、文明と称した覇権主義の下、事実上支配してゆくシステムである。

 一方、多極主義とは、覇権を担う国を多数生み出して役割を分担させ、その繁栄に隠然たる影響力を発揮し、甘い汁を吸うことである。
 同説は現在、ジャーナリスト田中宇氏を中心に提唱されている。

 一極主義の提唱者たちは現在、アメリカの影響力を世界中が是とする体制を維持するために、同時多発テロのような事件をアメリカの中東支配の為に利用していると主張している。
 一方、多極主義では、同時多発テロに端を発するアメリカと中東の緊張は、むしろアメリカを衰退させ、反米的な国々の政治力を拡大させるために仕組まれたとしている。

 一極主義によればまた、現在キリスト教会を操っている闇の勢力が、その政治力を拡大する為に、イスラム教を弾圧する目的で、同時多発テロを仕組んだとしている。
 一方、多極主義的な見方をすれば、中東情勢はむしろ、欧米でのキリスト教的な精神の疲弊を招いている。
 また、イスラエル国内でも、パレスチナに対する厭戦ムードから、ユダヤ教徒というよりはむしろ、無神論に傾倒する若者が増え始めているという。
 そしておそらく、三大一神教が憎み合い、消耗させ合うことで漁父の利があるとすれば、共産主義の捲土重来ということにもなりかねない。

 では、こうした情勢によって、日本が執拗に狙われる可能性があるのだろうか?

 現在日本は、アメリカの軍事力と北朝鮮の狂気、そして中国やロシアという畏怖の対象を抱え、それらにビクビクしながら外交しているという、危なっかしい状態である。
 もし陰謀説に言うように、両者に影響力を持つ勢力があるとすれば、確かに日本はその勢力の植民地と化している、と言えなくもないだろう。
 しかしながら、キリスト教の崩壊と世界経済の支配を考えれば、その本来のターゲットはむしろ欧米である。
 だとすれば、世界陰謀が日本を狙う価値とはむしろ、一神教の崩壊と、人心と経済の掌握に関するデータを採取する為の、実験にあると言える。

 司馬遼太郎や岸田秀教授が指摘してきたように、幕末の黒船による強引な開国は、日本が近代国家アメリカによって受けたレイプであり、日本を分裂症に陥れた。
 日本はその後、欧米から完全な植民地ではなく、むしろ文明国家の最下層、「文明が板につかない猿」として嘲られ、その屈辱をアジア侵略にぶつけ、最後は反米戦争に至った。
 日本がその際、アメリカの絶対神であるキリスト教と対抗する絶対者として崇めたのが、天皇であった

 敗戦後の日本では、アメリカから国を守れなかった天皇に代わり、経済的繁栄でアメリカを見返すこと、つまり金が唯一神幻想の対象となった。
 そして日本型拝金主義は、戦後の高度経済成長を生み出す原動力となり、果ては「日本の株は絶対下がらない」という、奇跡崇拝をも生み出した。
 現在の日本のモラルや創造性の低下は、この当時に生み出された経済・受験偏重と、その崩壊による価値観の喪失に起因すると言われる。

 もし陰謀説が主張するように、日本が執拗に狙われているとすれば、上記の百年あまりの歴史自体が、そのために巧妙に仕組まれたものだと言える。
 つまり闇の勢力は、日本をアジアの嫌われ者に仕立て上げる為に、敢えて中途半端に支配し、対米開戦という発狂状態に、故意に至らせたことになる。
 では、三大一神教転覆を目論む勢力にとって、それまでそうした情勢と無縁だった日本を巻き込む意義とは何だったのか?

 岸田教授によれば、日本は織田信長や天草四郎が敗北するなど、一神教が一時熱狂的にもてはやされこそすれ、長期的には根付かない風土だ。
 事実、日本では明治以降のわずか百年余りの間に、天皇崇拝と拝金主義という二つの一神教が生み出されながら、どちらも短命で終わっている。
 ユダヤ教数千年、キリスト教二千年、イスラム教千四百年という歴史と比べ、余りにもあっけない。
 つまり三大一神教に染め上げることに於いて、日本は絶望的なターゲットだと言えるが、そもそも自分たちが崩壊させようとしているものに、わざわざ染め上げる必要もないだろう。

 しかしながら、裏を返せば、一神教の崩壊実験には絶好のモルモットになり得るのではないか。
 事実、一神教の崩壊と、その後の人心や経済の推移に関するデータを、日本は二度も提供しているのだ。
 相手は千年単位の計略を練ると言われる勢力だ。
 たった百年間に二つもデータが取れる日本は、「美味しい」ターゲットだったのだ。

 日本はまた、一見右翼的な言動によって孤立させ、国際的な発言力を奪い弱体化させるという、多極主義の実験場にもなっている。
 作家の大藪春彦氏や、ジャーナリストのリチャードコシミズ氏らの調査によれば、日本の暴力団や右翼、政治やカルト宗教に対して、北朝鮮が影響力を持っていると言う。

 事実、拉致が阻止されず、解明が遅れたのは、地元の暴力団や右翼が工作員を看過し、政治家や官僚が故意に無視して来たからではないか?
 因に、小泉元首相も、父親の代から北朝鮮とコネを持っていて、拉致解明もそのコネから達成されたようだ。

 また、先頃北朝鮮で行われた、小規模な核実験は、北朝鮮の技術だけでは不可能であり、背後で欧米の技術(アメリカでのみ製造可能な、純粋水爆)が使用されたとする指摘もある。

 また、一見愛国的とされる「靖国参拝」も、日本の精神的な貧しさを象徴する行為であり、孤立と弱体化、恥さらし以外の結果を招くものではない。
 その資料館「遊就館」は、日本が今なおアメリカとアジアに対し、裏表を使い分けていることを象徴する場所である。

 そして小泉元首相が行った「ワンフレーズ選挙」は、現在イランなどで叫ばれる「原理主義」のサンプルとなった。
 その一方で知力や創造性、そして精神性の低下が叫ばれていることから、原理主義的な社会傾向と思考停止のデータも提供してしまったのではないだろうか。

 日本が闇の勢力に狙われている危険性としては、大まかに言えば上記のようなものになると思われる。
 ではこれらの実験成果が、本来のターゲットである欧米に、どのように活用されるのか。

 前述したように、同時多発テロ以降のアメリカの対中東政策は、旧大日本帝国のアジア侵略と酷似している

 現在のイラク支配体制が続く限り、アメリカのイラク統治は失敗に終わり、アメリカの凋落を招くとされる。
 つまり、かつて日本を追いつめた手口が、そっくりそのままアメリカの上に再現されていると言える。

 また、中東やアジア、中南米の「反米ネットワーク」は、かつて日本を苦しめた「ABCD包囲網」を思わせる。
 そして石油の高騰は、アメリカの石油産業が意図したものという説があったが、本当に得したのはむしろ、ロシアやベネズエラだったと言われている。

 また大日本帝国は、経済封鎖と軍事費の突出で、経済的にも破壊されたが、アメリカの国家赤字もまた、イラク戦争の泥沼化で破綻に瀕している。
 その上でイラン開戦が叫ばれているが、そうなればアメリカの国家予算は確実に破綻すると言われている。
 「闇の勢力」は、増大した軍事費から甘い汁を吸うと言われているが、その意味ではアメリカは今、「賞味期限切」になりかけている。
 もし国家と言う枠組みに囚われず、千年単位の陰謀を企む組織が実在するなら、甘い汁を吸い付くした大国など、「味が抜けきったガム」と同じなのだ。

 アメリカではまた、日本以上にモラルの荒廃が著しいと言われて久しい。
 そしてイラク戦争反対などが叫ばれる中、キリスト教的なモラルの引き締めムードと、それらに疲弊した虚無的な価値観が、都市地方を問わず、複雑に混在し始めている。
 前述したイスラエルの若者同様、欧米でもキリスト教的な価値観の疲弊は、むしろ「文明の衝突」によって加速されたと言える。
 つまり三大一神教は、「原理主義」を叫ぶことによって互いに消耗し、勢力を減退させている。

 そして何より、アメリカは今、日本が晒された分裂症の危機に瀕している。
 日本はかつて、強引な開国で自己同一性を見失い、分裂症に陥った。
 そして自己同一性を失った者は、他者の自己同一性に対して異常に無感覚になる。
 それが旧朝鮮侵略時の、朝鮮語や朝鮮名といった、朝鮮人としてのアイデンティティへの抑圧につながった。
 そしてアメリカが現在唱える民主化と「対テロ」の実体は、イスラム教徒のアイデンティティへの抑圧に他ならない。
 つまり同時多発テロは、アメリカの「自由と民主主義」といった自己同一性を破壊し、分裂症に追いやったと言える。
 このままいけば、アメリカがかつての日本のように発狂し、反ヨーロッパ戦争を起こすとか、反キリスト教的な国家になるといった主張も、あながち絵空事と言い切れないだろう。

 このような中で、日本は今度どうその陰謀と向き合うのか?

 懸念の一つは、中国や北朝鮮の繁栄から取り残され、内向きになって衰退する危険性である。
 北朝鮮は地下資源が豊富で、既に中国や韓国、アメリカやロシア、ヨーロッパの国々などから投資を受け、財政破綻に至らないと言う指摘がある。
 拉致や靖国問題などで孤立する日本は、その投資から明らかに出遅れていて、将来北朝鮮が発言権を回復する際には、日本は忘れられる恐れがあると言うのだ。

 もう一つの可能性は、「闇の勢力」がアメリカから他国へ資金を引き上げる際、日本が「洗濯場」として利用されることである。
 この場合、日本は一時好景気に見舞われることにもなるが、それが一時的なものであることも覚悟しなければならない。

 いずれにせよ、日本がこれからを生き延びて、良い国として誇り高く自立するためには、想像を絶する波乱を伴う国際情勢に動じず、しっかりしたリーダーを選ぶ必要がある。
 そして私たち一人一人が、開国以来の分裂症から立ち直ることこそ、日本人の誇りを取り戻すことに他ならない。

 現在、様々な書籍や雑誌、ウェブページなどで、世界陰謀への糾弾が行われている。
 その中には同時多発テロの真相に関わるものも多い。
 機会を改めるが、同時多発テロの真犯人が、占い等に馴染みのないイスラム原理主義者ではなく、黒魔術や風水のマニアである証拠もある。

 しかしながら、現在の「世界陰謀」への糾弾には、それ自体がどこか操作されたものではないかという、一抹の不安を感じることも確かだ。
 それは現在、「ユダヤ資本」として糾弾されている権力者の多くが、ロックフェラー氏を始めとして、悪い言い方をすれば「棺桶に片足を突っ込んだ爺さん」だからである。
 「千年単位の陰謀」という観点から言えば、老人たちが罪科を一身に背負い、次世代に財力と政治力を継承し、ロシアや中国、ベネズエラに拠点を築くことも可能だからである。

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