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2007年11月

2007年11月22日 (木)

アイデンティティの回復とは

 日本人が抱く被害者意識の一つとして、「中国や韓国が日本を尊敬していない」という意識がある。
 これはかつての侵略や、それを引き継ぐような経済侵略の、後ろめたさに起因している。
 もしかしたら、「アジアから尊敬されなければ」と思うこと自体が、病的な強迫観念かもしれない。
 しかしながら、もし日本がアジアから真に尊敬されることがあるならば、その手始めは日本が、「開国以来の分裂症」から立ち直ることに他ならない。

 日本人にとって一番重要なことは、国民全体というよりはむしろ、一人一人の人間が、自分が何に自信を持って生きていけばいいか、見つけることではないか。
 自分が何者か、そして日本人であるということは何か、という意識が希薄になっていることが、旧小泉政権の単純化した選挙キャンペーンへの、付和雷同にもつながった。

 自己の健全な統一感覚がないということは、周囲に対しても無責任な行動を取りやすいことを意味する。
 アメリカが、イスラム教徒のアイデンティティを迫害するのは、アメリカが今アイデンティティを見失っているからだ。

 また自己嫌悪も、自己を「自分を嫌悪する自分」と、「自分から嫌悪される自分」に分裂させ、自己に対し「裏と表」を使うことである。
 そして分裂した自己における、自分に対する「表」としての「自分を嫌悪する自分」は、「裏」としての「自分から嫌悪される自分」の行動に責任を持たない。

 今のアメリカに必要なことは、信仰でごまかしてきた事柄の答えを、見つけ出してゆくことである。
 そうした疑問の一端が、かつて自分達をユーラシア大陸から追いやったヨーロッパ人に対する、「古いヨーロッパ」批判につながったともいえる。

 一方日本は、最初の被爆国で憲法9条を持ち、あらゆる宗教に寛容な国柄だ。
 日本がアメリカの友好国として、そして世界の一員として果たすべき役割は、アメリカの過ちを指摘しながら、その答えを共に模索してゆくことに他ならない。
 そしてそれが、「明治維新以来のトラウマ」を癒すきっかけになるのかもしれない。

 欧米ではまた、イラク戦争への熱気が強まった時期には片隅へと追いやられていた、魔女崇拝やニューエイジといった運動が、依然根強い。
 そしてケルトやヴァイキング、妖精や魔女といった、「キリスト教を押し付けられる以前」の文化への、憧憬を示すブームがある。
 それはこうした活動が、分裂症の苦しみを他に転嫁することを繰り返す悪循環から脱却し、それ以前の人間性の回復を目指しているからだ。

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 「みなさんも一度体験してみてはいかがでしょうか。」
 「やっと自分のやりたいことに向き合えます。」
 「また近いうちにお願いします。」
 「結婚出来るかもしれないと、希望が湧きました。」
 「おかげで気持ちをリフレッシュでき、新たな気持ちで向き合えます。」
 「ようやく自分の中で腑に落ちました。」
 「自分で前世は見えないと思っていたけど、ふっと目の前に現れて、驚きました。」
 「本当は家族を持ちたい願望があったことに気付いた。」
 「今後、何かの時にフイに気づきとして、教えのメッセージとして入ると思います。とても興味深かったです。」

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2007年11月 8日 (木)

小沢大失態の意味

 今回の、民主党党首 小沢一郎議員の 辞任および撤回は、国民の期待に冷や水を浴びせた。
 第二党党首が第一党と裏取引を行い、それがバレたところで逆ギレする子供っぽさで、国民の信頼を裏切った。
 ここでもし、菅直人議員に後事を託して自らは政界から引退したのであれば、第二党党首の引き際としては、まだしも義理が立ったのではないか。

 今回の弊害の一つはまた、守屋事務次官の汚職疑惑への追求が、一旦鈍ったことだ。
 閣僚の大物、そしてアメリカ政府にも追求が及ぶ巨大汚職疑惑は、しっかり解明し糾弾できれば、日本の政治への国際的な信頼と、国民のための政治を回復する好機になるはずだ。
 今回の茶番劇でその追求を鈍らせたのは、もしかしたら小沢議員自身が、その汚職に絡んでいたからではないか、という疑念すら持たれかねない。

 そして給油問題にしても、二千億円以上の使途不明金が動いていて、そこにも自民党議員、防衛庁、そしてアメリカの利権が絡んでいる。
 また、給油された石油が、北朝鮮などに横流しされていない保証もない。

 今回の一件に関しては、そうした事柄への追求が鈍いマスコミもだらしない。
 もう国民が声を挙げて追求せざるを得ない。

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2007年11月 1日 (木)

高野連に騙されるな!

 前回、「高校野球奨学金問題」について書いたが、その後より恐ろしい話が浮上した。
 というのは、高野連が「利権を嫌う」という言い訳の元に、奨学金問題で球児たちを人質に取ったが、実は高野連の背後には、巨大な利権がうごめいている。

 高野連は例えば、金属バット禁止などのルールを定めているが、こうしたルール自体が巨大な利権になっている。
 バットの例で言えば、木製バットは非常に折れやすく、練習や試合の最中にも頻繁に折れてしまうため、球児たちは年間に数十本のバットを使うことを強いられる。
 結果、備品だけで年間50万円以上の出費となり、そうした出費をする全国数万人の球児の負担は、スポーツ器具メーカーの利権になっている。

 陰謀説でもよく言われていることだが、「利権を嫌う」団体の背後ほど、巨大な利権の温床となっているのかもしれない。

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