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2008年12月21日 (日)

やり直しへのポジティブさが日本を救う

 昔のヒーロー物などで、悪の組織が失敗した部下を処刑するシーンが多かった。
 今の日本には、そんなやり直しを認めない空気が、漫然と広がっているのではないか。

 終身雇用制の時代、新人社員が初めての仕事に失敗することを見越して、人材育成が組まれていた。
 しかしながら、現在のような実力主義では、失敗した人間が真っ先に排除される。
 しかも社会が、失敗した人間のやり直しに、非協力的にもなっている。
 一定年齢での学歴、そして就業というレールから外れた人間への、やり直しのチャンスが、欧米その他の国々に比べ、限られている。
 それには仕事を出す側が、やり直しを必要としている人間に持つ、偏見も含まれる。

 やり直しの利く社会でなければ、やり直せる人間の可能性さえも摘み、敷いては社会そのものが衰退する。
 フリーターやニート、非正規社員、そして解雇・採用取り消しされた人間のやり直しを、社会全体のニーズと認めなければ、この国に明日はない。

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