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2014年6月 3日 (火)

陰謀史観で振り返る、日本の朝鮮侵略 018

 鎌倉時代終焉とともに訪れた、南北朝時代は、北朝方についた足利尊氏と、南朝方についた新田定義ら諸将の、全日本を二分する戦いでした。

 足利尊氏は苦戦し、敗走を重ね、遂には九州まで落ち延びます。

 しかしながら、ここで瀬戸内海や九州の諸勢力と合流、反撃に転じて勝利、ここで天皇家の正統は北朝となり、足利氏による室町幕府が成立します。

 実はこの動きが、豊臣秀吉と明治政府による朝鮮侵略と、深く関わっている可能性があります。

 南朝、豊臣家、そして新政府は、李氏朝鮮と親密に国交した足利・徳川両家の、敵対勢力です。

 つまり、明治政府の朝鮮侵略は、北朝の温厚な政権に対し、南朝が打ち出した対立ベクトルだった、ということです。

 足利尊氏を支援した勢力は、地方に追われ潜伏した、非藤原系豪族の末裔だった可能性が高いと言えます。

 特に、当時瀬戸内海から九州を支配していた「海の民」と呼ばれる部族は、実はかつての物部氏の勢力地盤を拠点としていたのです(詳しくは関裕二氏の下記書籍を、併せてご参照下さい)。

 つまり足利氏・北朝政権は、天智・鎌足以来の藤原氏のやり口を恨み、朝鮮半島への不当介入で日本を疲弊させることを嫌う、旧豪族系勢力の発言権を取り入れる形で発足したのです。

 だからこそ、元寇撤退後の高麗を倒した李氏朝鮮と、円満な国交を選好したと言えます。

 裏を返せば、政権から追われ雌伏を強いられた南朝にとって、天智・鎌足への回帰が、弱体化した勢力を結束させる、よりどころとなったのかも知れません。

 つまり朝鮮侵略は、南朝系藤原氏のエゴから生まれた、と言えます。

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