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2014年6月 4日 (水)

陰謀史観で振り返る、日本の朝鮮侵略 019

 では何故、李氏朝鮮は、豊臣秀吉と明治政府という、二度に亘る攻撃を受けたのでしょう。

 要するにそれは、藤原氏から恨まれた、ということです。

 何を恨まれたかと言えば、高麗という、世界の高家が認める、百済・高句麗系国家を倒した、非百済系政権だったからです。

 そしてそもそも、南朝系藤原氏残党が、李氏朝鮮を倒したいと思ったきっかけは、南北朝時代を制した北朝政権が、非藤原系旧豪族に入り込まれる形で成立したため、「百済のための百済による朝鮮のために、日本を使い捨てにする」という、かつての天智・鎌足コンビへの回帰が、結束を図るための旗印にし易かった、という、南朝方の勝手な事情でした。

 南朝系藤原氏残党の脳内で発生した、この身勝手な大義こと、李氏朝鮮が彼らから「恨まれた」理由です。

 言い換えるなら、藤原氏の手前勝手な妄執が、その後も朝鮮侵略の大義だったのです。

 要するに、明治以降の日本人はほとんど、藤原氏にだまされて、李氏朝鮮打倒に駆り出されたのです。

 そしてそもそも、それを大義として掲げる原因を作ったのは、彼らから見れば、足利尊氏です。

 だからこそ、明治以降、彼の像が破壊されたのです。

 そしてもちろん、室町時代半ばにも、藤原氏は着々と、李氏朝鮮よりも前に倒さなければならない邪魔者、足利氏を滅ぼすべく、様々な手を打ってきました。

 応仁の乱の元凶となった毒婦、日野富子は、藤原の有力分家の娘で、日野家は参戦した有力武将のほとんどに、戦費を貸し付け、どちらが勝っても負けても、双方とも戦費で首が回らなくなるようにして、下克上の時代を呼び込みました(関裕二氏の関連書籍にも詳しく紹介されています)。

 李氏朝鮮と円満だった足利幕府は、結局は藤原氏の術中で滅ぼされたのです。

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