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2014年9月 1日 (月)

陰謀史観で振り返る、日本の朝鮮侵略 052

 ここで一旦話を江戸時代に戻します。

 幕末の尊皇攘夷・明治維新・そして朝鮮侵略に影響を与えたと言われるものが、江戸幕府の御三家の一つであった水戸藩が創ったとされる、水戸学です。

 しかしながら徳川家康は、豊臣秀吉が破壊した李氏朝鮮との関係を修復し、北朝系天皇家との関係を強化するなど、後に朝鮮侵略を推進した、南朝系明治政府を、露骨に牽制する動きを見せています。

 その裏を返せば、南朝系明治政府が、豊臣秀吉を妙に称揚する動きとなり、同時に称揚する動きが強まったのが、天智天皇と新田義貞です。

 更に言えば、水戸藩からは将軍を出さない、という徳川家の伝統は、南朝系藤原氏のパワースポットだった香取神宮を、霊的に牽制する目的だった可能性があります。

 つまり、徳川家康が水戸学の研究を認めたのは、南朝系天皇家に実権を返還する目的で、というのは、非常に考えにくいことになります。

 逆に言えば織豊時代は、北朝天皇家の守護者だった室町幕府が、織田信長によって破壊され、天皇家のお墨付きを得た寺社にまで迫害が及んだ、北朝天皇家にとって危機的な時代でした。

 つまり北朝天皇家の弱体化につけ込んで、南朝の回し者が織田信長に朝鮮侵略を唆し、それを真に受けた豊臣秀吉が後に実行した、と考えれば、徳川家康が南朝方を危険視し、そのメンタリティを研究したのが、水戸学だったと考えられます。

 それを日本の正しいあり方と勘違いした、幕末の水戸藩士が出てきたことが、後の日本とアジア諸国にとって、悲劇となりました。

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