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2014年10月16日 (木)

陰謀史観で振り返る、日本の朝鮮侵略 059

 今まで取り上げてきたように、日本の朝鮮侵略を巡る背景には、日本国内の二つの潮流による、権力争いがありました。

●鎖国派

 朝鮮半島や中国への不当軍事介入を望まない

 豪族時代の蘇我・物部氏らによる並行外交

 国内権力の足固めや、内需を重視

 南北朝における北朝、室町幕府、江戸幕府

●開国派

 朝鮮半島や中国への不当軍事介入に意欲を見せる

 天智天皇と中臣(藤原)鎌足による、白村江の戦い参戦

 日本国内事情を犠牲にしてでも、覇権主義を行使

 南北朝における南朝、織豊政権、明治政府

 岸田秀教授による、この二つの分析に、もう一つの見方を加えるなら、鎖国派には二通りの出方があります。

 一つは、鎌倉時代のように、中国や朝鮮半島、その他アジアとも外交自体を極力持たない、完全鎖国。

 もう一つは、江戸幕府のように、外交先を明国や李氏朝鮮、オランダなど、日本のペースや距離感で付き合いやすい相手に絞る、覇権消極型。

 蘇我氏・物部氏などの合議による、隋(後に唐)・百済・新羅・高句麗)との並行外交は、岸田教授の分類で言うなら、鎖国派の思想的原点と言えます。

 それに対し、天智天皇と中臣鎌足(その正体は百済の豊璋王子)による、百済のために日本を唐や新羅と戦争できる国にする為のテロクーデター(乙巳の変)は、百済に癒着することで、唐や新羅を敵に回す構図です。

 要するに、アジア情勢を無視して、百済に癒着した自閉的な政策でした。

 そしてこの構図が、後の織豊政権や明治政府により、過激な欧米化と朝鮮侵略という形で、開国派を形成してゆきますが、それは百済をアメリカにすり替えて癒着した、アジア情勢に於いては全く自閉的な思想体系でした。

 つまり、鎖国が自閉的と言うなら、自称開国派も同じくらい、或いはそれ以上に、自閉的なのです。

 そしてその自閉性をマインドコントロールする意図こそ、南朝派藤原氏が世界陰謀の極東分家として、日本を操る構図なのです。

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