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2014年10月28日 (火)

陰謀史観で振り返る、日本の朝鮮侵略 062

 では何故私が、日本の朝鮮侵略と、室町時代直前に発生した南北朝の戦いに、関連性を導き出したのか、という点についてです。

 そしてこの意外とも言える、南北朝の対立と朝鮮侵略の関係が、現在の極東情勢を今なお揺さぶっているのです。

 ここで繰り返したいのは、明治政府が「南朝正当論」を唱え、足利尊氏の像が破壊され、徹底した北朝否定が行われた上で、朝鮮侵略が発生したのです。

 そしてその原点となった「白村江の戦い」以来、朝廷の上流階級として君臨してきたのは、百済の豊璋王子がその身をやつした、中臣鎌足を祖とする、藤原氏です。

 つまり南北朝の戦いはまた、藤原氏にとって分裂の危機だったのです。

 そして勝利した足利尊氏は、北朝の守護者として政権を握り、北朝方の藤原氏も、足利尊氏に協力した地方の武装勢力(蘇我氏や物部氏など、かつての非藤原系豪族の末裔の可能性が高い)と協調する形で、日本と李氏朝鮮そして明との緩やかな国交が展開されていきました。

 つまり、分裂して弾き出された、南朝原理主義の藤原氏には、潜伏中の結束を固めるための、北朝との差別化ベクトルが必要だったのではないか、という仮説が成り立ちます。

 そして北朝と室町幕府が、李氏朝鮮(非百済系政権)との国交を持っていることを、かつて天武天皇が新羅(百済を滅ぼした宿敵)と蜜月外交を行ったことになぞらえて批判し、天智+鎌足への回帰(非百済系政権の打倒)を掲げて結束を固めた、と考えられます。

 つまり、豊臣秀吉や明治政府の朝鮮侵略の真の動機は、藤原氏の内ゲバだったと言えます。

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