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2014年10月 9日 (木)

日本の発達障害者行政は200年退化していた

 日本で発達障害者が、就職を求めるに当たり、最も大きな壁となるのは、障害者雇用のシステムが、江戸時代よりも低いレベルになってしまったことでしょう。

 それは実際の所、明治維新の富国強兵や、それに続く軍国主義、そして戦後の高度成長など、現在の「普通の仕事」が出来る人を中心に、仕事や社会人生活が回るように社会が動くというシステムが、150年以上維持されてきた結果です。

 つまり江戸時代までは、発達障害者が職人や農民、あるいは画家などとして、何となく社会人として溶け込めたのが、明治以降は急速な産業化や都市化、学歴社会化もあり、それについていけない人が排除されやすいシステムになったのです。

 そして現在、発達障害の認定は、現代社会の規範全てを忠実に守れないような、先天的な症状を持つ私たちの不満を、とりあえず様式化したところで止まっています。

 無論、就業支援などのシステムも取り入れられ始めていますが、最初の個別面談に一ヶ月以上待たされ、それから適性検査や就労支援プログラムが8週間組まれるという、就職を急ぎたい発達障害者の現状にそぐわないものです。

 当然、発達障害者を対象とした職種や就職先も限られています。

 ある意味、中世暗黒時代のヨーロッパが、発達障害者を「悪魔憑き」扱いしていた状態を、少し抜けてきたところにいる、と言えるでしょう。

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