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2014年11月 3日 (月)

陰謀史観から逆読みする、千利休の正体

 今朝のNHKで、千利休の番組があったので、ふとこの記事投稿を思い立ちました。

 ご存じの通り、千利休は堺の茶人で、当時堺は自治権を持っていたものの、後に自治権を放棄、そして千利休は一時、豊臣秀吉のアドバイザーだったものの、秀吉の朝鮮出兵に苦言を呈した辺りから関係が悪化し、切腹を命じられました。

 そもそも堺の自治権を認めたのは、室町幕府であった訳ですが、その背景には瀬戸内海の海賊「海の民」が、足利尊氏・北朝の「南北朝の乱」での勝利に貢献した、という事実があったと言えます。

 そして瀬戸内海、大阪とも、古代は物部氏の地盤という点で共通していることから、かつて藤原氏に中央から追われた物部氏が、足利尊氏・北朝の勝利に際し、経済拠点として堺での自治を認めさせた、という推測が成り立ちます。

 と考えると、千利休が豊臣秀吉の朝鮮出兵に反対したのは、かつて天智天皇と中臣鎌足が「白村江の戦い」出兵のために、蘇我氏・物部氏などの同胞を虐殺した事に対する、苦い記憶故の発言だった可能性が浮上します。

 対する石田三成は、朝鮮出兵を秀吉に唆した張本人でしたが、彼の地盤は彦根で、こちらは天智・鎌足の地盤であった、大津京との関連を匂わせます。

 つまり、千利休が朝鮮出兵に呈した苦言は、朝鮮半島への不正軍事介入を望まない非藤原系旧豪族と、天智・鎌足の新羅への恨みを引きずりながら潜伏し、李氏朝鮮を新羅に見立てての復讐を望む南朝との、暗闘だった可能性があります。

 更に、関ヶ原の合戦の後、徳川家康が彦根を井伊直政に与えたのは、最も信頼の厚い井伊家に、近江や彦根に潜伏する南朝派を監視させることも、意図していたかも知れません。

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